父親は、無条件に父親だ。
2015年11月28日、日曜日
約2週間強の入院生活を終え、
父親が総合病院の循環器内科から
退院しました。
県北に住まいがありますが、とある晩
息苦しいと自己判断した後、(次の日の朝)
私の携帯に早朝に不在着信を残した後、
近所のかかりつけ医に診てもらい、
心筋梗塞という診察が下り
そのまま、緊急入院となりました。
当初は、母も私も狼狽えましたが、
ステント留置術等で、一命を取り留め
今まで以上に仕事に…とは、
なかなかならないものです。
もともと、(後天性)糖尿病を患っていた父親は
患っていると分かった後でも、
ダラダラとしており
どちらかというと、口だけ大魔王です。
今回の、心筋梗塞のいっけんでも
(そういう(父親の)家系なんだ・・・)
(なったものじゃないと、この辛さはわからないんだ!)
と、大義名分を得た後、心配して下さっている方々に説明しておりました。
確かに、糖尿とのダブルパンチで
想像以上の辛さでしょうが、
だったら、そうなってしまった原因は何かを考えたことはないのか。
辛かったら、辛い苦しいと、なんでもかんでも口にするのか、
逆にそれ以外の感情を周りにぶつけていいのか。
感情の赴くまま、言葉の暴力を投げかけるのは、いいのか・・・
仕事も、身の回りの事も母親にいいつける
そんな傍若無人な父親を、
それでも母を含めた私達は毎日見舞いに行きました。
足りないものは差し入れし、心配し、
病院へ通いました。
本来のあるべき姿を私は知る由もありませんが、
父親とは、無条件で父親な気がします。
母親だけでも絶対幸せにしようと誓った、
そんな父親退院日に思いをめぐらした1日でした。
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